Zoomでの学会発表

プロジェクトマネジメント学会秋季研究発表大会（Zoomによるオンライン発表形式）で，下村研究室修士課程２年の細谷直紀さんと丸山達也さんが研究発表を行いました．細谷さんは，挫折リスクの少ないプログラミング言語学習方法の選定手段を提案しました．これは，個人のスキルや経験に応じて，ビジュアル系プログラミング言語やテキスト系プログラミング言語などをどのような順序で学習していけばよいのかのフローチャートを提案するものであり，ご自身のプログラミング講師のアルバイト経験などからの気づきを形式知化したものといえます．丸山さんは，やはり挫折しがちなパーソナルプロジェクトに対し，ゲーミフィケーションを活用することによるモチベーション向上手法を提案しました．これは，ゲームをする時は何時間でも集中できることに着目し，資格勉強や卒業研究などのパーソナルプロジェクトにどのような人がどのようなゲーム性を取り入れればよいのかの推奨ロジックを形式知化したものになります．両名とも４月からはIT系企業で勤務することになります．コロナ禍でいろいろとやりづらい部分はあるかと思いますが，学会発表への取り組みを含む修士課程で培った，論理的思考力，本質追求力，論理的説明力などを活かし，キーパーソンとして大きく活躍することを期待しています．